第2回読書会(推薦本形式)報告
(2019年3月9日開催,参加3名)
◆『沈黙』(遠藤周作)弱きものは信仰を持てないのかという答え。最後の公文書をちゃんと読むことで新たに目が開かれます。ぜひ飛ばさず読んで!
◆『ミリオンダラー・ベイビー』(F・X・トゥール)芥川賞でボクシングを題材とした作品が受賞し話題になりましたが、こちらはボクシングの輝きと闇を鮮やかに描き出した作品。じぶん芥川賞をあげたい!
◆『観光』(ラッタウット・ラープチャルーンサップ)作家の名前がどうしても言えない。表題作で母がサングラスを値切るシーンにしびれました。
◆『ゲイルズバーグの春を愛す』(ジャック・フィニイ)ノスタルジックファンタジーの傑作アンソロジー。
◆『ギリシャ・ローマ名言集』原文対照付。雑学としても面白い。
【お茶菓子】paluke「植村さんのチーズケーキ」(バータイプ)